世界最強最大 Perito Moreno氷河 el calafate
※2017年9月※
チリ南端の旅を終え次に目指すはアルゼンチン el calafate。Puerto Natales からバスで5時間ほど。人生初の陸路での国境越えにもワクワクする。
こういうPatagoniaの荒野が永遠に続いていた。
国境越えはチリ側イミグレは無く、そのままアルゼンチンへと入り入国スタンプを押す。チリの出国スタンプもらってないけど大丈夫か?と内心焦る。(チリ・アルゼンチン両国の出入国を兼ねたスタンプが押されてるそうで大丈夫。)
El calafate に到着。街の写真は一切撮ってなかった。
バス停からホテルまでタクシーで行こうとするもアルゼンチンペソが無い事に気づく。バス停にATMや両替商はおらず、歩いて向かうことに。
バス停から街の中心地までは徒歩20分ほど。
宿に荷物置いてメシを作る。アルゼンチンといえば牛肉ってことでさっそくスーパーに買いに行く。
マジで安い。量り売りのコーナーだと高くてグラム1円ぐらい。適当に300gぐらい買ってホテルで焼く。うめえ。アルゼンチンは肉の国だ。
サシも少なく赤身で柔らかく超美味い。
El calafate の目玉Glaicar Perito Moreno のツアー申し込みへ。
ツアーは
・BIG ICE
・Mini Trekking
・クルーズツアー
があったきがする。BIG ICE は氷河奥まで歩くツアー。お高い。Mini Trekkingは1時間ほど氷河歩くツアー。リーズナブル。
時期は9月末。9月はローシーズンということでじゃっかんの割引があったのでBIG ICE にした。それでも300USDはしたような。氷河の上をガッツリ歩く機会なんてそうそう無いので致し方なし。存分に楽しませてもらう。
ちなみに使ったツアー会社は Hielo y Aventura
翌朝7時ぐらいにツアーのバスがホテルまでピックアップしてくれた。
まずは氷河の展望台へ向かう。
天気は曇りなのが悲しい。Patagonia来てから晴れ!!っていう日が一日も無い。
写真じゃ全く伝わらん景色が広がる。氷河を囲む山も美しい。
崩落も何回か見れたが、音が鳴ったときにはもう崩れててシャッターに収めるのは難しかった。
展望台を満喫した後は満を持して氷河トレッキング。
靴に6本爪アイゼンを装着。
地平線の彼方にまで広がる氷河に圧倒される。どんだけでかいねん。
アイゼンでザクザクと歩を進める。異世界感がすごい。
クレバスにたまった水。落ちても大丈夫だ。(寒さで大丈夫じゃない)
1時間半ほど歩いて小さな湖のような水溜りに到着。昼食ポイントだ。
靴が冬季用シューズでもないので(一応トレッキングシューズ)、アイゼンから伝わる冷気に加え、アイゼンのヒモの締め付けでかなり足が冷えてた。たぶん凍傷2歩手前ぐらい。普通の運動靴でBIG ICEはけっこうリスキーかも。
奥地まで行けば土などで汚れてない綺麗な氷河が広がる。湖の透き通った水も飲んだ。美味しい。
水のたまっていないクレバス。落ちたら。。。
来た道とは違う道を通って帰る。氷河は外側と内側で氷の質が全然違う。外側ほど氷の粒が大きく歩きづらかった。
総計4時間弱ぐらい氷河を歩いた。めちゃくちゃ疲れた。というか途中から景色にも飽きて疲労と冷えが辛かった笑
最後クルージングをしてツアー終了。氷河の氷でウイスキーを頂く。お酒は苦手なので普通に不味かった。
これでPatagoniaの旅は終了。el chaltenとか行きたかったけど時間が無い。
今回の旅行(2020年~)で行けなかった所を回収して参ります。
飛行機で2000キロ北上してBuenos Airesへ。