Torres del Paine
※2017年9月※
※Torres del Paineへ行こうと思っている方々
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朝早くツアーのバスが宿に来る。
Paine国立公園へはNatales の街から約2時間ほど。
最初に向かったラドロンの洞窟。今は絶滅したラドロンが住んでた洞窟(?) あんま覚えてないけど割としょーもない場所だった。
そしてパイネ国立公園へ入園。
おっきい湖。心が踊る。
公園に入るとまずはグレイ湖へ。
遠くにグレイ氷河が小さく見える。氷河から切り離された氷の塊がプカプカと浮いている。岸に辿りついているものもある。
雄大な湖とそのバックにそびえるPaine山が美しい。
ファルコンってみんな言ってたからたぶんハヤブサ
車を走らせPaineを駆け回る。どこを切り取っても絶景。
滝と虹
Paineのbase de las torresに次いで有名なlos cuernos 。意味は角。
風がめちゃくちゃ強かった。嵐の大地と呼ばれるのがよくわかる。
野生のGuanaco。リャマとビクーニャに似ている。それら2種と比べるとこ一回り小柄で可愛らしい。
運が良ければプーマも見れるっぽい。見れんかった。
キャンプ地に到着。Paine山の麓でとても壮大。
翌日は3時出発の予定なのですぐに寝る準備。
なけなしのポテチを食べて寝た。
周りは複数人で調理したりと楽しそうで羨ましかった。
2時起床。携帯電話のアラームで目覚める。この携帯はOsornoで買ったやつ。
防寒着を着込み、ヘッドライトを装着して出発。周りには誰もいない。星がめちゃくちゃ見える。キチンとトレースもあって道は簡単なはずだが、真っ暗闇の中ヘッドライトで土のトレースを見つけるのは難しかった。
というか普通に迷いまくった。道が合ってるか確信を持てず、間違えてたら遭難死するんかなあと考えぼちぼちと歩いていた。1時間に一回ほど渡渉箇所があり、明らかに人工的に置かれた木の橋のおかげで正解を進んでいるんだという安心感を得られた。
出発から4時間ほど、目的地には全く着かないが朝日が出てきた。
朝日に照らされるbase de las torres を見たかったが厳しそう。雪もけっこう多くなってきた。
もうちょっとで着きそうだけど間に合いそうにはない。てか道が雪でわかりにくい。
こけたくない。
急ぎたいが滑落して死ぬのも嫌でゆっくり進む。安全第一。でも、今足を滑らせたら死ぬなっていう緊張感を持ちながら歩くのはなんとも楽しい。慎重に行くも虚しく、尻もちをつきまくる。もはや滑りながら進んでた。1時間半ほど歩き午前8時すぎ、base de las torresの展望台に到着。あいにく天気は曇り。晴れ間を待つために数時間も待つ人もいるそうだが、ローシーズンの今は寒くて厳しい。大したギアも持ってなかったし。手袋も雪を触りすぎて濡れていた。凍傷こわい。
雪と雲をかぶるlas torres。
帰り道は明るくなった道を引き返す。びっくりするぐらいわかりやすくて、何で迷ったんやろうと不思議に思った。
行きは真っ暗で見渡せなかった景色
道標にしていた橋(?)
帰りは3時間ぐらいで戻れた。身体がバキバキでテントに転がりこむ。
適当に散歩して夕方6時ぐらいに就寝。外は明るいけどすぐに寝れた。
ちなみにcamp場近くには売店があったりする。
昼過ぎLaguna amargaに行き、帰りのバスを拾う。値段はたしか3000CLPぐらい。帰りのことは何にも考えずに来てて、もし無一文だったらどうなってたんだろう。まあ、そのへんの人に貸してもらえばええんか。
また2時間かけてNatales の街に帰る。
今回のTorres del Paineは僕が山の景色を好きになるきっかけで、今年登ったアコンカグアへのきっかけでもある。
街の夕焼けが綺麗。
翌朝、事前にネットで購入していたバスチケットで世界最大の氷河がある街、el calafateへと向かう。
相変わらず絵日記ですが読んでくださる方ありがとうございます