オールドパタゴニア急行

メンドーサ下山後、山中であった日本人2名とレンタカーを借りてパタゴニアまで弾丸ドライブを敢行。目的地はEsquel 。 メンドーサから1500キロ。この距離を4日で往復した。あほかな。
僕はAT限定だったので運転できず、助手席でお喋りしてるだけの役。
パタゴニアは大好きだけど、Esquel の街名は初めて知った。世界最南端の商業鉄道オールドパタゴニア急行が走っているらしい。(現在は完全に観光鉄道) 世界最南端の街ウシュアイアにも鉄道が走っているが、元から観光用に作られた列車。鉄道オタクには有名らしい(?)
1日目
昼過ぎに出発した。ちなみにこの話は午前中にされてなんか決まった。フットワーク羽すぎる。僕も歳を取ってもこれぐらいのフットワークでありたい。
翌日の午前の列車に乗り、午後は南米のスイスBariloche に行く予定でひたすらドライブ。1500キロを一気に走る。1500キロって多分本州1本より長いその距離を爆走する。2人のうち片方がマニュアル久々らしくエンストしまくってた。死ななきゃなんでもいいよという気持ち。もう一人は運転慣れしていてだいたい140キロで前方車両抜かしまくってた。たまに反対車線から車来ててヒヤヒヤした。頼むから生きて帰りたいという気持ちでいっぱいだった。運転しない背徳感からできるだけ起きて話相手をしようと思ってたけど、普通に意識飛んで寝てた。
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こんな地平線が数百キロと続く。30分も見たら飽きた。なげえ。
2日目
午前4時Bariloche を通過。外気温は2度くらい。昨日まで日中35度の世界にいたのに急に寒くなってた。そこから200キロくらい車を走らせてEsquel に到着。
早速切符を購入しに行く。午前の部売り切れてた。こんなど田舎でど平日やのになんで売り切れてるねんと思いつつも午後の部購入。2時発車で5時に戻ってくる。午後のBariloche 観光が消えてしまった。

車で近くの丘を登ってEsquel の街を眺めた。
時間になったので列車へ。

鉄道にはこれまでちっとも興味がなかったがそれでもワクワクした。若者言葉でエモいってやつ。


車内でトーストを食べながら車窓から景色を眺める時間は心地よかった。終点で止まった後1時間ほど休憩があり、そのとき先頭車両見学できた。

写真奥に見える雑巾を引っ張ればポポーっと汽笛を鳴らせる。
Esquel に戻ったら200キロ走らせBariloche へ。着いた頃にはもう薄暗く観光は断念。ホテルについた後Parrilla (アルゼンチのバーベキュー)を食べた。アルゼンチンにいる間はとりあえず肉食っとけばいい。
3日目
午前中にBariloche の街を散策。大きな湖がありめっちゃ綺麗。チョコレートが有名でもちろん購入。すぐなくなった。日本人の1人が翌朝午前6時のフライトがあるため、昼前にはBariloche を出発。また1500キロの道のりを走る。僕は助手席役に徹した。

4日目
午前4時メンドーサに到着。フライトに間に合った。命もあるのでオールオッケー。
レンタカー屋が開くのを待ち仮眠。車返したあと、国際バスで国境を越えチリの首都サンティアゴへ。