標高4000mの世界 ウユニ→アタカマツアー

ウユニ塩湖を楽しみ尽くし、チリへと向かう。

今回僕たちが利用したのはSKYLINE TRAVELER。 ホダカと同じ通りにあるツアー会社。 値段は1万5000円よりちょい安いぐらい。1泊2日で抜けたかったけど人が集まらず断念。
ランクルアタカマ砂漠をかけぬけチリへ入国する。

1日目

ウユニフルデイツアーとほぼ同じの行程をたどる。10時ごろにウユニの街を出発し列車の墓場、コルチャニ村、鏡張りを見て、ダッカールの塩像のある場所で昼食。その後、塩の大地見てアタカマ砂漠へと向かう。
塩湖の奥に行けば行くほど水が増える。前日の鏡張りより圧倒的に綺麗だった。
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水が張ってるエリアではスピードを出せないみたいで、クリープ現象なみの速度で塩湖を走ってた。めちゃくちゃ遅い。写真が撮りたくなったら運転手に伝えればいつでも降ろしてくれる。
最後のトイレがお昼ご飯12時ぐらいで、5時ぐらいから尿意すごくて苦しかった。
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サンセット
めちゃくちゃ綺麗やけど、今は絶景よりトイレが欲しい。悪路なせいで毎秒振動が膀胱に響き苦痛だった。どんなに景色綺麗でも早くついてくれと願うばかり。だだっぴろいウユニ塩湖を嫌いなりそうになる。一緒にいた友達は高山病の症状も出てて地獄。
8時すぎにホテルについてトイレに猛ダッシュ。事なきこと得た。(360度遮蔽物なしでいいなら立ちションもOK。たぶん。)
ホテルは簡易的な宿でお湯は出た。現時点で標高は4100m。4000mを越える場所で寝るのは初めてでワクワクした。友達は死んでた。

2日目

朝食を食べて出発。
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リャマ(ビクーニャだったかも)の放牧場
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だだっぴろーい荒地
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フラミンゴのいる湖
標高は4400m前後でかなりの強風地帯。夕方6時ぐらいに次のホテルに到着。電気は午後7時~9時の間のみ。シャワーはない。とかいう寝るだけの場所だった。まあ楽しいので良し。午前中から昼頃は元気に写真撮影していた友達は夕方からもれなくダウン。晩ご飯も食べれてなかった。ぼくはピンピンしてたので星空を見にいった。ここアタカマ砂漠は世界一星が綺麗見れる場所。めちゃくちゃ綺麗。人口衛星まで確認できた。

3日目

3時半起き4時出発。眠い目をこすりながらの出発。1時間ぐらいしてから何もない砂漠に出た。何も無いけれど、心惹かれる世界が広がっていた。それからちぃっちしてアクシデント発生。車のエンジンが故障。日常茶飯事らしいが、全然治らず、他のドライバーも駆けつけてくる。

後部座席の扉も開けっ放しにされて、メチャクチャ寒い。7時ぐらいで陽も浅く強風が車内に入りこみ尋常じゃなく寒い。中にいてもしゃーないので外に出た。短パンのオーストラリア人がいた。寒くないとか言う狂人だった。

チリに抜ける組は国境で乗り換えるバスの都合上、時間が無いということでこれまでのツアーメンバーと別れ、別のランクルに乗り込んだ。ボリビア人の姉妹と仲良くなってたのでちょっぴり寂しい。


タティオ間欠線
前日シャワーを浴びてなかったので天然温泉を楽しみにしてけど、チリ組はバス間に合わすため見送り。。。さらにアクシデント発生。この地点でチリに行く人たちは車を乗り換えてツアーグループを再編するようなのだが、用意されてた車は1台しかも僕たちを除いてすでに満席らしい。。 どうするか悩むガイドたち。僕は時間を持て余す無職でどう対応されても問題ないが、友達は航空券と帰って仕事がある。どうしようもなく立ち尽くしていると、ブラジル人のおじさんのプライベートツアーに拾ってもらえた。人生なんやかんや上手いこと行くことを実感した。


ボリビア側のイミグレに到着。プレハブ小屋で出国手続き。
国境抜けたら2時間弱でサンペドロ・デ・アタカマのバスターミナルに到着。お疲れさまでした。
ここまで来ると標高は2800m。うおお、空気があるーーーーって実感できる。(それでも海抜0mと比較すると70%程度しかない) 高山病で死んでた友達も生気を取り戻してた